- 朝ラッシュの改札をストレスフリーで通過したい人
サラリーマンの僕が毎日通勤で地味にストレスを抱えていること。
それは通勤ラッシュ時に改札でパスケースを取り出すことです。
特に通勤にリュックを愛用している僕としては、雨が降るとめんどくささ倍増です。
- 傘をたたむ
- 濡れた手でリュックを下ろす
- さらに濡れたままの手でパスケースを探す
・・考えただけでもストレスです。
そんなわけでパスケースをカバンからいちいち取り出さずに、かつポケットにも入れずにすむ方法はないかと考えました。
結果、僕にとっては「スリップオン ノワール単パスケース」に「スリップオン ノワール リール付きマルチストラップ
」を付けて使うのがベストでした。
ということで、本記事では「【スリップオン ノワール単パスケースレビュー】リール付きストラップでストレスフリー!なめし革&窓ポケット付きのパスケース」について書いていきます。
スリップオン ノワール単パスケース/外観
スリップオン ノワール単パスケースは、革の本場イタリアの本革を使ったパスケースです。
【前面】
【背面】
側面にはリール付きマルチストラップを取り付ける金具がついてます。
スリップオン ノワール単パスケース/塩ビ窓付き&窓なし台形スリット入りの2ポケット仕様
スリップオン ノワール単パスケースは、両面にそれぞれ「塩ビ窓付きポケット」と「窓なし台形スリット入りポケット」がついています。
【塩ビ窓付きポケット】
中身を見ることができる透明な窓は塩化ビニルでできています。
塩化ビニルは一般的に「塩ビ」と呼ばれ、軽くて丈夫な素材として有名です。
塩ビ窓付きポケットは、革があまり伸びないようタイトめに作られています。
そのため、一度カードを中に入れてしまうと指で取りだそうとしてもなかなか取り出せなくなるのがウィークポイントです。
でも、通勤ではこの特長のおかげで満員電車のあらゆる衝撃からカードが落ちるのを防いでくれます。
【窓なし台形スリット入りポケット】
窓なし台形スリット入りポケットは、その名の通り台形の切り込みが入っているポケットです。
台形の切り込みが入っていることによって、親指一本でカードをカンタンに取り出せます。
ちなみにSuicaとPASMOを両方入れて使いたい時はセパレーターがあると便利です。

SuicaやPASMOをはじめとする非接触型ICカードは、電波を使って情報を送っています。
そのため、パスケースの中にICカードが2枚以上入っていると、ICカード同士の電波が干渉してエラーが起こりやすくなってしまいます。
セパレーターはそんなICカード同士の干渉を防いでくれるスグレものです。
スリップオン ノワール単パスケース/クロムなめし仕上げ
スリップオン ノワール単パスケースは、「クロムなめし」という加工をした本革を使用しています。
本革は加工前の状態のまま放置すると、時間の経過とともに硬くなります。
そのため汚れを取り、革をやわらかく保つ「なめし」という作業が必要です。
「なめし」には2通りのやり方があります。
- 植物を使った「タンニンなめし」
- 特殊な科学薬品を使った「クロムなめし」
「タンニンなめし」は、工程数が多く手間ひまをかけている分、型崩れしにくく丈夫で、使い込むほどに味が出てくるエイジングという特長があります。
その反面、完成までに時間がかかるため高価で、雨に弱く、変色や劣化が激しいところがウィークポイントです。
一方「クロムなめし」は、化学薬品を使っている分エイジングは楽しめませんが、色の出方が良く、なによりも耐水性があって軽いです。
そのため、僕のように常日頃からカバンにぶら下げて使いたい場合、耐水性があって軽い「クロムなめし」の方が適しているんです。
スリップオン ノワール単パスケース/リール付きマルチストラップ
スリップオン ノワール単パスケースはスリップオン ノワール リール付きマルチストラップ
と一緒に使うことで初めてその真価を発揮します。
僕は普段cote&ciel Isar Rucksack Mというリュックを愛用していますが、取り付けてみるとこんな感じになります。
トートバッグに取り付けるとこんな感じです。
スリップオン ノワール リール付きマルチストラップの「リール」とは「巻取り式のコード」のことです。
伸ばすと約40㎝まで伸びます。
メジャー(巻取り式ものさし)のように引っ張ってから離すとクルクルと巻き取ってくれます。
スリップオン ノワール単パスケース/まとめ
この記事では、「【スリップオン ノワール単パスケースレビュー】リール付きストラップでストレスフリー!なめし革&窓ポケット付きのパスケース」についてお届けしました。
スリップオン ノワール単パスケースは、雨に強くて軽いのが特長です。また、スリップオン ノワール リール付きマルチストラップ
とあわせて使うことで初めて真価を発揮 します。
